仕事

田舎で「産む機械」扱いされた私。先生の言葉でここまで人生が変わりました！

千葉県千葉市　村上いずみさん　29歳　会社取締役

田舎の女子高出身のせいか、私は高校時代からずっと「卒業したら地元の会社に就職して、結婚して主婦になる」という考えが当たり前の環境にいました。実際、小さな会社で事務の仕事をして上司に薦められた相手と結婚したのが、二十一歳の時でした。相手は地元では比較的知られた工務店の二代目で、最初は一家全員で私を大切にしてくれていたのですが、子供を授かることの無いまま二年、三年と経つうちに次第に相手の両親の態度が冷たくなっていったのです。病院で検査もしましたが、私の方は肉体的には何の問題も無いといわれるのに、相手は「地元の人間にばれたら笑いものになる」と言って検査さえ受けてくれません。結局五年目に、まるで追い出されるように一方的に離婚届を叩きつけられ、私は実家に戻ることになったのです。

しかし兄が結婚し、二世帯で暮らす実家にはすでに私の場所はありませんでした。離婚したばかりで貯金もありませんでしたし、就職したからといってすぐに一人暮らしが出来るはずもありません。だからといって地元で一生陰口を言われて生きることを考えると、大げさなようですが死にたいくらいに嫌でした。そしてようやく親戚の紹介で面接が決まり、その前日美容院で何気なく開いた雑誌に電話鑑定愛恵の広告を見つけ、運試しのような気持ちで電話したのでした。

最初は漠然とした気持ちで電話鑑定してもらったのですが、離婚のことどころか両親の言いなりの元夫のことまで細かく言い当てられ、私は思い切って「どこでいつ、どんな職業に就くのが良いでしょうか」と聞いてみました。先生はその場で「南西の方角、時期は早いほうがいい。職種はとにかく人と関わる仕事」と答えてくださいました。親戚に紹介された仕事は、全くそれとは違うものだったので「明日面接が決まっているのだけど、どうしたらいいでしょう」とさらに聞きました。すると先生は「今までの苦労の分、幸せが向こうから迎えに来るので、もう少し待ったほうがいいですよ」と仰いました。両親は怒りましたが、私はその言葉を信じて面接を断りました。

あれから二年が経ちます。
そのあとすぐに、高校時代の親友から「人材派遣の会社を立ち上げたので、手伝って欲しい」と電話があり、これが幸せへの第一歩だと信じて私はその仕事に飛び込みました。
もちろん大変なことも沢山ありましたし、人の何倍も努力しなくてはならないこともありましたが。そして今は社員120人を抱える会社の取締役として、同年代の男性サラリーマンの年収を毎月の月収として手にする生活を暮らしています。
忙しい毎日ですが、年下のイケメン君たちに囲まれての仕事は張り合いがあります。もちろん彼も二つ年下のエリートです。
もしあの時、電話鑑定を受けてなかったら、私の人生は死ぬまで地味でつまらないものだったでしょう。先生、これからも我が社の経営コンサルタントとして末永くお付き合いをお願いしますね。