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「地獄」は存在するのか?

地獄

一般的な日本人にとって、地獄とは、暗くて恐ろしく、血の池や針山があり、鬼が居る場所です。生前の行いが悪かった者が罰として死後に連れていかれ、ひたすら責め苦に遭う場所です。「悪いことをした人は、死後、地獄に落ちるでしょう」という考え方は日本に広く根付いています。しかし、そんな場所は本当にあるのでしょうか。今回は霊能者ならではの視点から地獄を解説していこうと思います。

まず、「地獄はあるのか?」という問いに対する答えとしては、「皆さんがイメージするような地獄という場所は存在しない」と言うことができます。その一方「魂が地獄に似た苦しみを味わうことはある」とも言うことができます。霊能の世界では、神や仏といった宗教的存在は高位霊として解釈されます。そして彼らが人間に対して直接的な罰を下すことはありません。「神様の罰を受けて地獄に落ちる」といったことはあり得ないのです。魂は輪廻転生を何度も繰り返し、課された使命を全うし、ランクを上げ、やがて輪廻を超越し高次元の存在となります。ですから、ある生において罪を犯した者は、その罪を次の生で償却させられることこそあれ、ただ罰のように苦しめられることはありません。苦しめても何の意味もないからです。そうではなく、自らの罪を自覚し、次の生でそれを償い、今度こそ魂の使命を全うできるようになるべきです。高位霊は罪の償いとして罰を与えるのではなく、次の生において償いの試練を与えます。

現世において生涯を終え、肉体の死を迎えると、その後、通常の魂は「成仏」という形で霊界へと返ります。そして霊界で、高位霊の導きによりその生を振り返り、使命を全うできたか、罪の業をどれだけ背負ったかなどの“おさらい”をします。いわばその生を査定されるということです。この査定の基準は人間の価値観における善悪ではなく、霊の世界における価値観に基づくものです。そして査定された結果に基づき、次の生における使命が与えられます。前の生で良い行いを繰り返し、魂の使命を全うした者にはより高い次元へと続く使命が与えられ、蛮行や不徳を繰り返した者にはそれにより背負った業を償却するための使命が与えられます。そうして人の魂は生まれ変わり、輪廻を繰り返しながら高みを目指します。ですから、魂の向かう先として「天国へ行く」「地獄に落ちる」といったことは無いのです。

しかし、魂が地獄のような苦しみを味わうことはあります。実際に地獄に行くわけではありませんが、例えば自殺した方の魂が現世にとどまり、自分が死ぬ間際に抱いていたネガティブな感情に囚われながら、自殺の瞬間を延々と繰り返す、そういった事例は枚挙にいとまがありません。また自殺者でなくとも、生前に重い罪を犯したままそれを償わず死んだ場合など、魂が霊界へ戻ることなく苦しみを味わうことがあります。そういった状態の霊体は霊能の世界で「不浄霊」と呼ばれる存在です。不浄霊は皆、生前の無念や苦しみに囚われ続けています。不浄霊の数だけ地獄が存在する、と言えるでしょう。

「地獄」という場所は、人の行いを戒めるための罪の概念が仮想空間となったものです。ですから、これまでにいくつもの悪行を重ね「自分は死後、地獄に落ちるだろう」と自覚しているような方は、実際にその想いに苛まれ、自ら地獄に囚われます。そして死を迎え、成仏せず不浄霊として苦しみ続ける可能性があるのです。そういった不浄霊もいずれは霊界に返っていきますから「永遠に苦しむ」ということはありません。しかし、それでも生前の苦しみを味わい続けるだけの時間は非常に辛いことでしょう。そうなりたくないというのであれば、自覚している悪行を受け止め、それに見合うだけの償いを重ねることです。「自分はたくさん悪いことをしてしまったが、その分報いを受けた、こんな良いこともした」と思えるようになれば、死後、あなたの魂は霊界で新しい生と使命を与えられ、また違う誰かとして生まれ変わることができるでしょう。