神様のいる祠 - 心霊体験談「霊感の泉」 - 電話鑑定 愛恵

鑑定のご予約・お問い合わせ

閉じる

心霊体験談「霊感の泉」

神様のいる祠

神様のいる祠

登山が好きで、年に何度か近所の山に登っています。山菜や茸を取りに入ることもあります。そんなに険しい山ではなく、道もよく知っているので迷うことはまずないのですが、一度だけ不思議な場所に出たことがあります。

私がよく歩く道は山頂までの一本道なのですが、その日は山菜を探しに、少し道を外れてみました。ゼンマイやワラビが大量に取れてホクホクしていましたところ、なんとも見覚えのない場所に出たのです。そこは小さな広場のようになっており、一面に背の低い草花が生え、お花畑のようになっていました。これは素敵な場所を見つけたと思い、休憩がてら少し散策してみることにしました。すると広場の隅に苔むした小さな祠があったのです。

だいぶ年季の入った祠で、石碑のようなものが建っていました。字は霞んでほとんど読めませんでしたが、とても古いものだとわかりました。きっとこの山に昔住んでいた人が何かを祭ったもので、今では忘れられてしまった場所なのだろうと思い、取れた山菜の一部とお花を供え、「いつもありがとうございます」と手を合わせました。 それからしばらくの間、幸運な出来事が相次ぎました。町内会のくじで良いものが当たったり、壊れかけていた電化製品が治ったり、息子が急に電話を寄越してきて「孫が中学受験に合格した」と知らせを受けたりと、良いことがいくつか起きたのです。もしかしたらあの祠にお参りしたご利益かも知れないと思いました。

幸運のお礼も兼ねてまた行ってみようと思い、私はふたたびあの広場に行こうと山に入りました。しかし、不思議なことにどうやってもあの広場に行けないのです。ちょっと前に山菜取りで訪れたばかりなのに、辺りをどれだけ散策してもそんな広場は見つかりません。それから何度か探したのですが、その場所には一度も行けませんでした。もしかしたらあの場所は普通であれば行けないはずの神様の世界だったのかもしれない。そう思うようになりました。

(山梨県甲斐市 田中佐知子さん 61歳)