物探し第三十一回 茉莉花先生
財布にスマホ、2回も見つけて頂きました。
あの時親しかった人は、あの時大事にしていた物は、どこに行ってしまったのだろう。そんな思いを抱え、人探し・物探しを霊能者にご依頼され、実際に失くしたものとふたたび巡り会えた方の体験談をご紹介します。

茉莉花先生には、スマホと財布の紛失で2回もお世話になったことがあります。ひどいおっちょこちょいで本当にお恥ずかしいですが、最初は財布のほうでした。
その日は職場から同僚が車で送ってくれて帰宅。翌日のお出かけ準備でバッグの中身を出していると、財布が見当たらない!「寄り道もしていないのにどうして?」とパニックになりました。結局、夫の運転で会社に戻って捜索。しかし、ロッカーにもデスクにもない!そんなとき、人生の節目節目でお世話になっている茉莉花先生を思い出したのです。会社の駐車場に戻り、意味がないと止める夫を黙らせてご相談すると、「それってベージュのお財布ですよね?すぐそこにありますよ、駐車場にいらっしゃいません?」と先生。「……同僚の車に乗り込んだときってことか……!」。私は車から降り、懐中電灯で周辺を照らしまくりました。すると、「あったー!!」。茉莉花先生のおっしゃったとおり、財布は駐車場に転がっていたのでした。これには主人も驚いていました。
次はスマホ。外出して帰宅すると、どこを探しても見当たらない。夫に電話をかけてもらっても、部屋の中は無音。このときは夫のほうから「茉莉花先生に聞こうよ」と言われました。ご相談すると、先生は前回より苦戦している様子。申し訳ないので「もう大丈夫ですよ」と言うと、「いえいえ、里恵さんが喜んでいるイメージが湧いてくるので、もうすぐ見えますから」と言われました。まもなく、「移動しているみたいなんですよ。バスとか電車とかに乗りませんでした?」と先生。確かに、帰りのバスでスマホを見ていた記憶あり。その後眠ってしまい、目的の停留所であせって降りてきたのです。「ご主人のスマホからお電話をかけ続けていれば、必ず拾ってくれますよ」と言われ、鑑定は終了。その後は夫の電話から、ひたすら自分に電話しました。30分後くらいでしょうか。やっと電話が繋がり、「……もしもし?」という女性の声が。スマホを落とした者だと伝えると、バスの座席の下に落ちていたから、運転手さんに渡すと言ってくれたのです。その後、営業所で無事に引き渡してもらえました!
失くし物で2回もお世話になったのは、私くらいなのではないでしょうか。茉莉花先生のお力にはあっぱれです。夫婦共々、心から感謝しています。
(桜井里恵さん 38歳 会社員 東京都西東京市)