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愛恵の叡智

先祖供養をすれば幸せが訪れる ~第1回~

正しいお墓参りの仕方

正しいお墓参りの仕方

わたしたちは、先祖のおかげでこの世に生まれることができたのです。そして先祖は絶えず子孫のことを心配し、幸せを願ってくれています。そんな先祖に対して、わたしたちが供養という形で報いることは当然のことと言えるでしょう。

お墓参りもそんな大切な先祖供養のひとつです。にもかかわらず、実家を離れるとほとんど行かなくなる方も多いのではないでしょうか。帰省の折にはもちろん、お墓参りを目的としても、必ず行かれることをおすすめします。「お墓にわたしは居ない」という歌がありますが、魂が宿っていなくても、お墓はご先祖さまや身近な家族が現世に生きた証だからです。

生きた証を認識してもらうことは、故人がもっともうれしいと思うことでしょう。古い先祖が忘れられてしまうことはいたしかたない部分もありますが、ご先祖さまという大きな枠組みの中であったとしても子孫に認識され、敬ってもらうことは大きな喜びであるに違いありません。

もちろん、あなたがいま、その場所でご先祖さまに手を合わせれば、その思いはご先祖さまに伝わります。しかし、それは入院している友人にLINEやメールでお見舞いの気持ちを伝える、もしくはお花などのお見舞い品をおくることに近い行為なのです。対して、わざわざお墓に足を運び、ご先祖さまに手を合わせることは、病院に直接お見舞いに行くことに例えられます。つまり誠意がより伝わることになる訳です。

以上の説明で、お墓参りの重要性がご理解いただけたかと思います。第1回目の今回は、「正しいお墓参りの仕方」をご紹介しましょう。

お墓参りの作法

お墓参りには絶対にこうしなければならないという厳格な決まりごとは存在しません。しかし、ご先祖さまを敬い、ご供養する行為と考えれば、だらしない恰好や露出の大きい服などを着ていくのはふさわしくないでしょう。かといって、大きな霊園などでは入り口からかなりの距離を歩く場合もありますし、お墓のお掃除などもしますので、あまりかしこまった服装や高いハイヒールでは不都合になります。清潔感のある、それでいて動きやすい服装がおすすめです。また、買い物や食事でお墓の近くにいくので、そのついでに行くというのも感心しません。夕方から夜間のお墓参りも避けてください。あくまでお墓参りを目的として出向き、日中に行くようにしましょう。「ついでにお参り」では、ご先祖さまに失礼ですし、日の暮れや夜間には墓地に悪しきものが集うとされているからです。(実際、夜間は墓参できない墓地が多いです)。寺院墓地であれば、まず本堂をお参りするのですが、その前にお寺のご住職さまに、霊園であれば管理事務所にごあいさつすることもマナーと言えるでしょう。日頃お墓を管理してくださっている方々に礼を欠くのは良くありません。

お供え物を置きっぱなしで帰ることもマナー違反となります。カラスなどの野生動物が荒らして、墓地を汚してしまうからです。お供え物はお参り後に墓参したみんなで分けて食べてしまうか、あらかじめ個別包装の食べ物を選び、各人に配って持ち帰るのがいいでしょう。しかし、あくまで故人の好みを尊重したものにすることは忘れないでください。お供えするお花は必ずしも仏花でなくても良く、故人の好きな花でも可。しかし、茎にトゲのある花や、香りの強い花、花粉の飛びやすい花は避けましょう。お墓にはお浄めのお水だけを掛けます。個人が好きだからと、お酒やジュースをかけると、墓石が汚れ、劣化しやすくなるからです。

近年では都市部において自動搬送式の納骨堂が増えています。その場合、手を合わせる場所は1ヵ所に限定されるため、お彼岸やお盆には順番待ちが生じることもあるようです。大勢の方が並んでいるため、あまり長時間手を合わせることは迷惑となります。その場合は、ほど良いところでつぎの方にお譲りすることにしましょう。そうした屋内型の納骨堂では、火気厳禁というところもありますので、お線香を炊くことができない場合もあります。宗派によってお墓参りの仕方自体にも違いがあるため、あらかじめそのあたりは確認してから行くことをおすすめします。手を合わせるときは、ご冥福をお祈りし、感謝を伝え、進学・結婚など、ライフステージの変化をご報告します。お願いごとをするのは筋違いとなりますので、注意しましょう。

お墓参りの流れ

つぎに、お墓参りをする具体的な流れをご説明させていただきます。

1:まずは手を合わせ、お墓を掃除する

お寺や管理事務所にごあいさつするとき、水桶や柄杓、ほうきやちり取り、バケツなどを借り受けます。タオルなど、墓石を拭く布・ゴミ袋は持参し、お墓をお掃除しましょう。その前に必ずお墓に手を合わせて、ごあいさつを欠かさないようにしてください。お墓の周辺を掃き清め、バケツの水で濡らして絞った布で墓石を磨きます。最後に水桶にお水を汲み、柄杓で墓石に掛け、お浄めしましょう。

2:お花、お水、お供物をお供えする

花立てにお花を活けます。このとき、適度な長さに茎をカットし、バランスよく活けるようにしましょう。墓石前方中央にある水鉢にお水を入れ、お供物台に持参した半紙を敷いて、その上にお供えものを置きます。

3:お線香をあげてお参りする

お線香に持参したライターで火をつけ、手で扇いで火を消します。その後、お数珠を手に合掌してお参りしましょう。

※各人がお参りするごとにお水で浄めてもいいのですが、その際はお線香に掛からないように注意しましょう。

お墓参りは幸せを呼ぶ

お墓参りは供養のために行うのですが、お墓参りをした子孫にとっても良い変化をもたらすことをご存知でしょうか。じつは、成功者にはお墓参りを欠かさない方が不思議と多くいらっしゃいます。わたしどもは、企業のトップとしばしばお話させていただいたく機会がありますが、お墓参りを欠かさないとおっしゃる方が多くおられます。また、さまざまな芸能人とも接点があるのですが、売れている方にも多忙なスケジュールを縫ってお墓参りをされている方が多いのです。

また、一般の方からも「お墓参りをしたら、なぜか体調不良が治った」「お墓参りをしたら、不快な霊現象がなくなった」などという話を聴きます。ご先祖さまはつねに子孫の幸せを願っているものですが、このような経験から、時間をつくってお墓参りをしてくれる子孫には、格別な計らいをしてくださるのだと思うようになりました。祖父母はどの孫もかわいいですが、しばしば会いにきてくれる孫には特別な親しみを感じるのと同じことでしょう。お年玉の額だって、ほかの孫より多くなって当たり前ですよね。

そして、感謝をすること、ひとを喜ばせる行為を進んで行うことは成功哲学の基本と言っても過言ではありません。お墓参りで先祖に感謝し、先祖を喜ばせることを習慣化させた結果、成功したとも考えられます。いずれにしてもお墓参りの開運効果は大きいと言えるでしょう。幸せになりたい方は、お墓参りをなさることをおすすめします。

シリーズ先祖供養、第1回として「正しいお墓参りの仕方」をご紹介しました。意外に知らないことが多かったのではないでしょうか。わたしども霊能者以外にも、多くの占い師・風水師・拝み屋の先生方がお墓参りの大切さを訴えておられます。また、お墓参りは日本の伝統文化としても継承していくべき、良き慣習と言えるでしょう。今後も先祖供養についてご紹介していきます。次回をお楽しみにお待ちください。