「精霊」と「聖霊」の違い - 電話鑑定 愛恵

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「精霊」と「聖霊」の違い

どちらも同じ「せいれい」という読み方のため、よく混同されがちな2つの言葉。実はまったく異なる意味を持ちます。今回は、「精霊」と「聖霊」のそれぞれの意味についてお話したいと思います。

精霊とは万物に宿る高次元的存在

「精霊」と「聖霊」の違い

「精霊」とは、草木や動物、人、無生物に至るまで、この世のありとあらゆるものの根源に宿る高次元的存在のことです。精霊は、一度も人間として生まれたことがありません。そのため、故人の魂や霊とも異なるものだと言えましょう。

「アニミズム(精霊信仰)」といって、日本では古代から、自然物には様々な精霊が宿っていると信じられてきました。雷や風などの自然物の神だけではなく、家に宿る座敷童、刀や箒、傘に宿る付喪神など、身の回りにあるすべてに敬意を払い、大切にしてきたのです。日本で「八百万(やおよろず)の神々」の信仰がなされるのも、アニミズムの精神が根底にあるからでしょう。ちなみに、八百万の神々とは異なりますが、西洋にも「スピリット」「エレメンタル」という概念があり、水の精・火の精・風の精・地の精にそれぞれ名前が付けられています。

聖霊とはキリスト教の教えの一つ

一方、「聖霊」はキリスト教の教えである「三位一体の神」のうちの一つのことです。三位一体とは、神は「父なる神」「神の子キリスト」「聖霊」の位格(ペルソナ)を持つという考え方。3つのうちどれかが欠けると、神は神でなくなります。

聖霊は、わかりやすく言えば神が活動するための力のことです。聖書の中で「神の息」「手」「指」などで描かれるように、神の意思なくしては作用しません。人は神を信じることによって聖霊を授かることができます。また、聖霊は人が神の存在を信じることによって初めてその力を発揮します。聖霊を授かると、神・キリストの教えにはどのような意味があるかを理解することができ、神の恵みや自らの罪に気づき、最終的に「神の子」として昇華できるのです。

以上のように、「精霊」と「聖霊」はまったくの別物です。唯一の共通点は、どちらも「目には決して見ることのできないもの」という点くらい。正しい意味を理解して、誤字をしないようにしましょう。