鑑定のご予約・お問い合わせ

閉じる

心霊体験談「霊感の泉」

私は予知夢をよく見る体質です

予知夢

霊を見たことはないのですが、予知夢のようなものを見ることが時々あります。夢で見た光景が、その翌日か翌々日あたりに実際に起きるのです。幼い頃からその手の夢をよく見ていたので、子供心にそういうものなのだと思っていました。でも、友達に話すと不思議がられるので、どうやらそうではないと悟りました。そういった夢をよく見るのは普通ではないようです。とはいっても、「夢で大変な未来を予知して、それが現実になってしまった」なんてことは滅多になく、見るのは大体、どうでもいいことばかりです。どうでもいいことなんですけど、夢で見たことが現実になるのです。

例えば、学生の頃、夢に大きな蝶が出てきたことがありました。その時は「蝶の夢を見たなあ」としか思わなかったのですが、翌日、通学のために駅に向かう途中、どこからかアゲハ蝶がひらひらと飛んできて、前を歩いているおじさんの肩に止まったんです。アゲハ蝶が前を歩いているおじさんの肩に止まる、というのがなかなか無い光景で、夢とリンクしていて、驚きました。学校についてから、その体験を友達に話してみたら、「へえ、すごいね! どうでもいいけど!」と笑われてしまいました。自分でもどうでもいいと思います。私の見る予知夢は九割九分そんな感じです。

一回だけ、しっかりした予知夢を見たことがあります。その夢の中で、私は車に撥ねられたんです。歩道を歩いていたら、車が猛スピードで突っ込んできて、私を含めたあたりの通行人をたくさん撥ねていきました。私はそれで死んでしまったんです。死んだら目が覚めました。「なんて不吉な夢を見たんだ……」とげんなりしました。しかも、ちょうどその日の夜、出かける用事があったんです。でも、その夢のせいでなんだか行く気になれなくなって、会う予定の人に「ごめん、風邪っぽいから今日はキャンセルしていいかな」と言って、別の日に替えてもらいました。そうしたら、その日の夜、彼と行こうとしていた繁華街で、本当に車が歩道に突っ込んで歩行者を撥ねる事故が起きたんです。確か死者も出たと思います。ニュースで見てゾッとしました。あの不吉な夢は予知夢だったんです。もしあの夢を見ていなかったら、私は巻き込まれて轢かれる運命だったのかもしれません。会う予定だった人からも「キャンセルしてくれて本当によかった」となぜか感謝されました。

でも、普段見る予知夢は本当にどうでもいいものばかり。しかも、別に予知夢ではない普通の夢も見るので、それが実際に目の前で起こって、初めて「あれは予知夢だったんだ」と気付くことばかりです。そして、特に何の役にも立ちません。人に話しても不思議ちゃんか痛い子みたいに思われるし、話のネタとしてもいまいち使い道がありません。自分でも本当に宝の持ち腐れみたいな能力だと思います。ロト6の当選番号がわかったりして欲しいんですけどね。

(埼玉県和光市 林郁帆さん 27歳)